Midjourneyプロンプトを上手く書く方法
公開日 2026年1月10日 12 分で読了
曖昧な着想を安定した出図に変える実践的なプロンプト骨格です。被写体、光、スタイル、パラメータ、反復までを一通り扱います。

Midjourneyで期待外れになりやすい原因は、モデルの弱さより、プロンプトの曖昧さです。「猫」とだけ書けば猫は出ますが、頭の中のその猫ではありません。本稿の骨格は、着想を再利用できる一文に変え、被写体、場面、光、スタイル、パラメータ、反復というよく検索される論点を順に扱います。
1. まず被写体を定義する
画面の人物や物は、できるだけ具体的に書いてください。「戦士」より「ひび割れた銀の鎧を着て、光る長剣を持つエルフの戦士」の方が、モデルの推測が減ります。
上級の書き方:
- 年齢感、素材、色、必須の小物を述べる。
- ポートレートでは顔立ち、気配、生地を足す。
- 商品ではマット、ヘアライン、透明、フロストなど表面処理を足す。
beautifulやbest qualityの連打より、見える描写を優先する。
2. 場所と光を足す
周囲の環境と光の当たり方を書くと、ムードが一気に変わります。光だけでAIイラストの印象は反転します。
golden hour backlighting:暖かく、映画的moody rim light, deep shadows:劇的でノワールに近いコントラストsoft studio lighting:清潔で商業向きovercast soft daylight:低コントラスト。写実的な商品や人物に向くneon cyberpunk lighting:高コントラストの夜の気配
同じ被写体で光の文だけ入れ替えると、制御の練習が最も速く進みます。
3. 芸術的な方向を一つ選ぶ
oil painting、cinematic film still、isometric 3D render のように、媒体や仕上げを指定します。--sref を併用すると、シリーズのトーンが揃いやすくなります。
方向はムードのスイッチです。相反する媒体を三つ同時に書かないでください。主方向を一つ決めてから、質感を足します。
4. パラメータで構図を制御する
--ar 16:9、--stylize 250、--chaos 10 は、縦横比、芸術化の強さ、ばらつきを細かく調整します。まず控えめな値から始め、そのプロンプトの反応を見てから上げてください。
出発点の目安:
| 目的 | 出発点 |
|---|---|
| EC/カタログ | --ar 1:1、--stylize 80–150、必要なら --style raw |
| 映画的カバー/横位置 | --ar 16:9、--stylize 180–250 |
| 縦位置ポートレート | --ar 3:4 または 4:5、--stylize 120–200 |
| 探索 | --chaos を少し上げ、最終稿では下げる |
5. 最初から書き直さず、反復する
狙いに近く、一部だけ違うときは、新しいプロンプトを書く前に Vary Subtle または Vary Region を使ってください。小さな修正の方が、すでに成立している構図を守れます。
反復の順:
- まず光かカメラを変え、被写体は触らない。
- 次に
--stylizeを調整する。 - Vary で局所を直す。
- 全文の書き直しは最後の手段にする。
6. プロンプトをテンプレート化する
良い一文は一度きりで捨てないでください。題材ごとにライブラリを作ります。
- 商品撮影テンプレート
- ポートレート/キャラクターテンプレート
- 都市シーンテンプレート
- ブランドキービジュアルテンプレート
骨格、既定パラメータ、よく使う修復語を固定し、新しい案件では変数を一つか二つだけ入れ替えます。シリーズの一貫性が大きく上がり、毎回ゼロから書くより運用向きです。
骨格を一文にまとめる
強いプロンプトは、写真家やアートディレクターが口にする一文に似ています。被写体、動作、環境、光、スタイル、技術パラメータの順です。プロンプトライブラリで練習し、ジェネレーターで結果を確かめてください。最初の1枚がまだなら、Midjourneyチュートリアル:プロンプトから最初の1枚へから始めてください。
midjourney AIイラスト(midjourney.wang)は、チュートリアル、プロンプト、生成ガイドを提供する独立コミュニティリソースです。Midjourney, Inc.とは提携していません。
よくある質問
Midjourneyのプロンプトが短すぎるとどうなりますか?
短いとモデルが細部を大量に補完するため、構図やスタイルが狙いから外れやすくなります。最低でも被写体、場所、光、スタイルの方向を書いてください。
プロンプトは英語で書く必要がありますか?
パラメータ、スタイル、カメラ用語は英語の方が安定しやすいです。被写体と場面は他言語でも書けます。日本語で骨格を書き、光やレンズの英語を足すか、ライブラリのテンプレートを再利用してください。
惜しい画像は書き直すべきですか、Varyを使うべきですか?
全体の構図が近いなら、Vary Subtle や Vary Region で局所修正してください。方向そのものが違うときだけ、被写体とスタイルの文を書き直します。
同じキャラクターの顔を複数枚で保つには?
外見と識別特徴を固定し、スタイル参照(--sref)やキャラクター一貫性の手順を使います。シリーズでは骨格を再利用し、衣装や場所だけ変えてください。
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